晴嵐電鉄(~2020)

SRDとは何の略なのか
当時の晴嵐電鉄の英語社名は「Serian Railway」であり、その前は「Seiran Dentetsu Railway」であった。そのため、どう考えても「SRD」にはならない…
一応、「SeiRan Dentetsu」説が最有力である。

地図
本線、竹林線、青嵐線の三路線を運行している。青嵐線のうち、嵐山から役場前の区間は非電化であり、「嵐山線」と通称される。

運行形態
特急列車は青嵐線を経由して運転される。特急のほとんどが役場前駅に停車するが、早朝と夜間のみ一部列車が通過する。
夜行急行は帝都~北見で運転されており、晴鉄線内は全駅を通過する。途中経路に過ぎない晴鉄が客車や機関車を保有しているのは、営業収入を期待してのものであるが、実のところは帝高やSDRへの線路使用料の支払いで相殺されている。そればかりか複雑な行路や長距離回送が必要となるなど、運用面での非効率さが際立っている。

晴嵐電鉄の制服(冬)
この接客服は、乗務員や駅係員などが着用するものである。
胸部のワッペンとポケットは内傾しており、同じく傾斜のついた腰ポケットと合わせてアルファベットの「X」状になっている。
帽章は社章をワシと月桂樹の枝が囲むもので、どちらも帽章ではよく見るオーソドックスなモチーフだが、これらが共存しているのは特徴的。
肩章によって細かく職制が区別できるようになっており、運転取扱者などの資格もすべて肩章で判別する。
冬場のネクタイ省略は2010年頃から解禁された。

晴嵐電鉄の制服(夏)
この接客服は、乗務員や駅係員などが着用するものである。
冬服に見られた凝ったポケット配置はなく、胸ワッペンや肩章も省略されている。そのため冬服とは打って変わってシンプルな印象である。
帽子はデザインこそ冬服と同じだが、天冠がメッシュ生地になるなどの違いがあり、夏仕様となっている。
開襟シャツを採用しており、襟に特徴的なデザインのバッジを着用している。このバッジは「安全の象徴」である緑十字とともに職制を表す青、銀、金の線が入る。
晴嵐電鉄(2021~)

新しくなったロゴ
色合いは親会社である帝都高岩電鉄のものとよく似た赤い色になった。ロゴそのものも変更されており、晴嵐の「S」、電気、行き交う矢印をモチーフとしたものになっている。
高速線部門はこれをベースにした独自のロゴを使っている。

高速線部門
ロゴマークや色は同一だが、高速線部門が制作した掲示物などにはこちらが使用される。
接客服も在来線職員と高速線職員で分けられており、厳格な区別があるものと推測される。
親会社の帝都高岩電鉄では、在来線と高速線にこのような区別はない。

接客服(冬)
この接客服は、乗務員や駅係員などが着用するものである。ロゴと同じ赤色が多用されたデザインとなっている。
帽章や右腕のワッペンには、旧ロゴと同じ菱形が見られる。菱マークは社章として現在も使用されているためである。
帽子のハチマキに巻かれた金帯は全社員に見られるもので、特に役職を示すものではない様子。

高速線接客服(冬)
この接客服は、乗務員や駅係員などが着用するものである。通常の接客服と異なり、濃紺がベースになっている。また、帽章も羽とリボンが追加された独自デザインである。
写真のように、ジャケットの下に赤いベストを着用する例もあるが、ベストの着用は省略されるケースが多い。逆に、この赤いベストのみを着用してジャケットを省略することはない。
盛夏服はベストスタイルだが、その際に着用されるベストは濃紺色でありジャケットの下に着られるものとは別である。
帝都高岩電鉄

ロゴマーク
深みのある赤である「帝高レッド」を基調としている。晴嵐電鉄は社名まで赤かったが、帝高の場合社名は黒字となっている。これは「赤字」を避けるという願掛けだという説もあるが、そこまで考えられてはいないだろう。
かつては青を基調としたロゴであった。

晴嵐電鉄の制服(夏)
この接客服は、乗務員や駅係員などが着用するものである。
ジャケットの襟の形状が古めかしいが、実は制定されて10年も経っていない。帽子のハチマキは帝高レッドになっており、運転取扱者などの資格は名札に入る線の色で区別する。運転士は青、運転取扱者は赤である。
ポスターギャラリー

